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基礎知識
2022/06/03

車検の必要書類や基本的な持ち物は5つ。
準備はお早めに!

車検の必要書類や基本的な持ち物は5つ。準備はお早めに!

数年おきにやってくる車検。必要なものはつい忘れてしまいがちです。書類などの準備ができずに車検を受けられなかったり、切れたりすることのないよう、必要な持ち物は早めに確認をしておきましょう。

車検を受ける際に最低限必要なものは、車検証・自動車税の納税証明書・自賠責保険証明書・認印・車検費用の5点です。ただし、車の状態や車検方法によって用意しなければならない書類や持ち物が変わります。ここでは、車検に必要な書類や持ち物について具体的に解説します。

1.依頼先によって車検の必要書類や持ち物は変わる

依頼先によって車検の必要書類や持ち物は変わる

車検には、業者に依頼する「車検代行」と、所有者が自ら陸運局に車を持ち込み検査を受ける「ユーザー車検」の2種類の方法があります。

車検代行は、いわば手数料を支払う代わりに車検手続きを代行してもらう方法であり、車検証や自賠責保険証明書など5点を用意すれば車検を行ってくれます。

一方、ユーザー車検はすべての手続きを自分で行うことで代行手数料を節約することができますが、さまざまな手続きを自分でしなければならず、手間が増えます。

2.【基本】車検に必要な書類や持ち物

車検代行もユーザー車検も基本的な持ち物は同じです。各書類と印鑑、車検費用を準備すればOKですが、車によっては他にも必要なものがあります。

必要書類

代行車検でもユーザー車検でも、車検を受けるためには必要となる書類があります。それぞれの書類はコピーでは認められず、原本が必要です。

①自動車検査証(車検証)

車の所有者の住所や氏名、車台番号や車検の有効期限などが記載されている書類が車検証です。運転中は常に携行することが義務づけられているため、多くの場合、ダッシュボード内の車検証入れに収められています。

②自動車税(種別割)納税証明書

毎年5月頃に送付される自動車税納付書の半券が納税証明書であり、納税していなければ車検は受けられません。納付書で支払ったあとに返却される半券のうち「継続検査用」と書かれたものが納税証明書として用いられます。

なお、2015年度より納税証明が電子記録されるようになったため、普通車における継続車検の申請時には納税証明書の提示が必要なくなりましたが、軽自動車は電子化されていないため、必ず紙面による納税証明書の原本の提出が求められます。

③自動車損害賠償保険証明書(自賠責)

自動車損害賠償保険は、搭乗者にかけられる自動車任意保険ではなく、車にかけられる強制保険です。車検を受ける際には前回の車検時に加入した自賠責保険の証明書も必要となります。自賠責保険証明書も携行義務があるため、前回の車検を業者に依頼した場合は車検証と一緒に車検証入れに収められている場合がほとんどです。

なお、自賠責保険については、こちらの記事で解説していますので、ご参考ください。
play_arrow 「なぜ車検に自賠責保険が必要なの?」

書類以外に必要なもの

書類以外に必要なものは、印鑑と車検費用です。それぞれについても注意点があるため詳しく解説します。

④印鑑

車検の手続きには認印を求められる場合があるため、印鑑を持参しましょう。主に車検業者側での確認に必要なものであり、スムーズな手続きに必要なものです。実印である必要はありませんが、ゴム印やインク浸透印(シャチハタ)は認められません。自筆で済ませられる場合もあります。

⑤車検費用

車検を受けるための費用は原則としてその場での支払いとなるため、必要な費用を準備しておきましょう。車検の費用は車種や車検を受ける場所によって異なり、法定費用+車検基本料+整備費用+部品代+代車代などの合計が車検費用総額となります。ただし、想定外の故障や追加整備などが発生した場合には追加料金が請求されることもあるため、多めの額を用意しておきましょう。

クレジットカードで支払う場合には現金の用意は不要ですが、法定費用だけは現金払いと決められている場合があります。事前にクレジットカードで支払える費用の範囲を確認しておくと良いでしょう。代行車検の場合、見積もりをとっておくことで、おおよその費用を事前に知ることができます。

以下の記事では、車検見積もりを取る意義や適切な時期などを詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
play_arrow 「車検の見積もりをとるには?最適な時期・場所・費用、依頼先を選ぶポイント」

3.その他に必要となるもの

書類や印鑑、車検費用の他にも、車や依頼先によって必要なものが発生する場合があります。ムダな移動の手間を防ぐためにも事前に確認をしておきましょう。

任意保険の保険証券

一般的に、車検では任意保険の保険証券の提示は不要です。しかし依頼業者によっては、貸し出した代車で事故が起きた場合の対応の観点から、保険内容の確認のために保険証券の提示を求められる場合があります。

車検時に貸し出される代車で事故を起こした場合、業者側で保険に加入していなければ原則として修理費用は自己負担となります。ただし、自動車任意保険の他車運転特約に加入している場合は、保険を使って代車の修理費用を補填できます。

代車の保険については、こちらの記事で詳しく解説しています。
play_arrow 「車検時の代車の保険はどうなる?」

ロックナットアダプター

車検時には足回りの整備に際して必ずタイヤを外します。ホイールの固定に盗難防止用ロックナットを使用している場合は専用形状のレンチがなければ作業ができなくなるため、車検時は必ず車と一緒に専用のロックナットアダプターも預けましょう。

発炎筒

車には発炎筒の常備が義務づけられており、発炎筒がなければ車検には通りません。また、発炎筒には有効期限も定められています。

車検代行であれば、車内に搭載されていない場合や有効期限切れの場合に有償で補充および交換をしてくれます。ただし、自分で用意する方が安価であるため、車内にない場合や有効期限が切れている場合は事前に用意しておくとよいでしょう。発炎筒はカー用品店にはもちろんホームセンターでも購入できます。

4.ユーザー車検を受けるときの必要書類と持ち物は基本+4つ

ユーザー車検の場合は、代行車検時と同じ基本の持ち物に加え、ユーザー車検用の書類4枚が必要となります。いずれの書類も陸運局で準備できますが、一部書類はインターネットでダウンロードも可能です。必要事項をあらかじめ記入しておけば、検査場でかかる手間を省くことができます。

ユーザー車検は事前に車検が通る状態まで整備を行っておくことが前提であるため、車検時に用意する費用は車種に応じた法定費用分の印紙・証紙代のみです。ただし、陸運局は平日のみの営業であるうえ、慣れていないと多くの時間と手間がかかります。時間がない方は手数料を支払ってでもプロに依頼するのが一番です。

自動車重量税納付書

自動車重量税納付書は重量税を納めるための書類です。書類に住所・氏名などの必要事項を記入したうえで車種に応じた重量税の印紙を窓口で購入し、貼り付けて提出申請します。

継続検査申請書

継続検査申請書は、車検検査後に車検証を発行するための書類です。自動車登録番号や車台番号などを古い車検証を見ながら鉛筆で記入し、それ以外の住所・氏名などはボールペンで記入します。コンピュータが文字を認識できるOCR様式である必要があり、ズレやかすれなど印刷の状態によっては書類が読み込めない場合がある点には注意が必要です。

自動車検査票

自動車検査票は、検査ラインでの各検査項目の合否を記録し、保安基準に適合することを証明するための書類です。すべての検査項目で合格できれば総合判定窓口で合格印が押され、検査手数料分の印紙を貼り付けて提出します。書類には車検証の内容の記載も必要です。保安基準適合外であった場合にはその内容も記載され、2週間以内に整備すれば不合格箇所のみ再検査を受けられます。

定期点検整備記録簿

定期点検整備記録簿は、車検における56項目の点検整備の記録用紙です。車検はあくまで保安基準に適合するかどうかを確認する検査であり、合格すれば整備の有無を問いません。ただし整備をしていなければブレーキや下回り検査で通過できなくなる可能性が高くなるうえ、走行中のトラブルも起こりやすくなります。

点検記録簿について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
play_arrow 「車検での点検整備記録簿とは?入手方法や記載方法を解説」

5.車検の必要書類を準備するときに確認することは3つ

車検に向けてスムーズな準備ができるよう、書類準備で押さえておきたい3つのポイントを解説します。

車検の更新通知の内容

車検通知は公的機関から送られてくることはありません。そのため車検時期は自分で管理する必要があります。車の購入店や以前車検を受けた業者から車検の2〜3ヵ月前に車検案内などが送られてくる場合もありますが、住所が変わった際は通知が届かない場合もあり注意が必要です。

自動車税の納税証明書の内容

車検前には、自動車税の納付はもちろん、自動車税の支払い済みを証明する納税証明書の有無と証明書の年度も確認しましょう。特に軽自動車の場合は納税証明書がなければ車検は受けられません。また、軽自動車税をクレジットカードや電子決済で支払った場合、納税証明書が郵送されるため紛失しやすく、準備できない場合は市区町村の役所で再発行をしてもらう必要があります。

納税証明書の再発行のやり方は、こちらの記事で解説しています。
play_arrow 「車検には自動車納税証明書が必要!提示不要な条件や紛失時の再発行のやり方を解説」

また、クレジットや電子決済による支払いデータの反映には4週間程度かかるとされているため、自動車税納付時期と車検時期が重なる場合は現金での支払いをおすすめします。

自賠責保険の有効期限

自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の証明書があるか、期限は有効であるかも確認しておきましょう。仮になんらかの不備により自賠責保険が切れていれば、無保険運行の交通違反として一発免停となってしまいます。重大な交通違反に該当する車検切れ・保険切れの詳しい罰則内容は以下の記事で詳しく解説しています。
play_arrow 「車検切れで知らずに運転した際の罰則は?免停期間や切れてしまった時の対処法も解説」

6.まとめ

車検の際に準備する書類などに不備があると日をあらためて出直すことになり、余計な手間が増えてしまいます。車検に必要なものは早めに確認をしておきましょう。

なお、車検時に同時に行いたい修理やメンテナンス内容を決めておくことも車検準備の一つです。タイヤ交換やブレーキパッドの交換などは、車検と同時に依頼することで作業工賃を節約できます。

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