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基礎知識
2023/11/21

車検代行とは?活用するメリット、流れなどポイントを解説

車検代行とは?活用するメリット、流れなどポイントを解説

車検代行とは、車検の車を持ち込み検査してもらう過程を代行してもらえるサービスです。料金が安い、時間を取られないといったうれしいメリットがありますが、車検に落ちてしまう可能性が高まるなど、気を付けたいデメリットも存在します。

本記事では、車検代行の概要やメリット&デメリット、実際の流れ、申し込みに必要な書類や費用、向いている方をまとめて解説します。

1.車検代行とは

車検代行とは

車検代行とはユーザー車検の一種で、運輸支局に車を持ち込み検査してもらう過程を車検代行業者にお任せできるサービスです。

車検代行には本格的な整備や点検は含まれておらず、あくまでも自分で車検に合格できるよう車の状態を整えたうえで、検査のみを車検代行業者に行ってもらいます。通常の車検よりも安価であることから、できるだけ車検費用を抑えたい方を中心に注目されていますが、自分で車をメンテナンスできるだけの知識や手間が必要となるので注意が必要です。

2.車検代行を利用するメリット

車検代行を利用するメリットは、大きく分けて以下の2つです。

車検費用を安く抑えられる

最大のメリットは、やはり車検費用を安く抑えられることでしょう。車検代行は分解整備や定期点検整備を行わないため、整備士の人件費や部品代がかからず、価格が安く設定されています。「法定費用」と呼ばれる車検で必須の費用に1万円〜3万円ほどの手数料のみを加えた金額が一般的です。

車検が比較的早く終了する

一般的な車検と比べて車を預ける時間が短い点も車検代行のメリットです。車検代行では自分で車のメンテナンスを行うため整備を待つ時間がかかりません。車の状態や提出書類に問題がなければ、当日中に車検が完了する場合もあります。また、ユーザー車検では平日の日中に検査場へ車を持ち込む必要がありますが、車検代行業者を利用すれば仕事を休まずに済ませられる点も大きな魅力です。

3.車検代行を利用するデメリット

金銭面と時間面でメリットのある車検代行ですが、覚えておきたいデメリットも存在します。

修理や部品交換が必要と判断されると車検に合格しない

特に気を付けるべきは、検査において車に修理や部品交換が必要と判断された場合、車検に合格できない状態のまま返却されてしまう点です。大手中古車販売店やディーラーに任せる通常の車検と異なり、車検代行の場合はその場では修理等の対応を行なってもらえません。万が一落ちてしまうと、不備を解消したうえでもう一度車検に申し込む必要があり、費用も時間もかかってしまいます。コンディションに問題の発生しやすい使用年数や走行距離の多い車を申し込む場合は特に注意が必要です。

検査では最低限の項目しか見られない

「車検代行で合格した=安心して利用できる安全な車」ではないことも気を付けたいポイントです。車検では法律で定められたさまざまな項目がチェックされますが、これはあくまでも最低限の項目です。
通常の整備付き車検では、プロの整備士が車検項目以外のポイントも目で見て確認してくれています。安全性を重視して車に乗り続けたい方には整備付きの車検がおすすめです。

4.車検代行の流れ

では、実際に車検代行で合格するまでの流れを見ていきましょう。

車の現状を事前に確認する

最初に行うべきは、車の現状の確認です。タイヤの溝が1.6mm以下まで摩耗しているなど、車検の基準を下回っている箇所があれば、適切にメンテナンスを行います。

車検に落ちる場合にありがちな、特にチェックをしておきたいポイントは以下のとおりです。

  • タイヤの摩耗具合
  • ライトの光量やひび割れ
  • オイル漏れ
  • マフラーの取り付け位置や排気音
  • クラクションの音量やヒューズ切れ
  • ワイパーゴムの劣化
  • ウォッシャー液ノズルの詰まり
  • 窓ガラスの可視光透過率

また、すでに車検切れとなってしまった車はそのままでは公道を走行できず、単独での検査場までの移動ができません。詳しくは以下の記事で解説していますので、併せてご覧ください。
play_arrow 車検切れで知らずに運転した際の罰則は?免停期間や切れてしまった時の対処法も解説

車検代行業者に見積もりを依頼する

車が車検に通る状態だと判断できたなら、車検代行業者に見積もりを依頼します。実車を見ながら見積もりを受ける形が一般的で、このときにプロの目線から改めて車の不備を指摘される可能性もあります。

車検代行業者によって法定費用以外の手数料がそれぞれ異なり、代車の手配や洗車の代金が含まれているなど、サービス内容も多種多様です。できるだけ複数の車検代行業者へ見積もりを依頼し、金額と内容を念入りに比較しましょう。
play_arrow 「車検の見積もりをとるには?最適な時期・場所・費用、依頼先を選ぶポイント」

契約する

見積もりの金額とサービス内容に納得できたら、いよいよ契約に進みますが、契約前には不明点をすべて解消しておくことが大切です。車検に落ちてしまった場合のアフターフォローはあるのか、支払いのタイミングはいつか、ユーザー側で特別に行うべき作業はあるのかなど、気になる点はすべて質問しておきましょう。

車検を予約して車を預ける

契約に合わせて車検の日程を予約し、車の受け渡し方法も確認しておきます。当日は各種書類も必要となるため、あらかじめ説明を受けておきましょう。

注意点として覚えておきたいのは、予約日を現在の車検の有効期間満了日よりも1ヵ月以上早く設定する場合、次回の満了日が前倒しになり少し損をしてしまう点です。できるだけ「現在の車検の有効期間満了日〜1ヵ月前」に車検を受けられるよう予約しましょう。

支払いを済ませて車を引き取る

無事に車検を通過したら、支払いを済ませて車を引き取ります。引き取り時には車検証や車検ステッカー、自賠責保険証などに記載されている日付に間違いがないか確認しておくと安心です。

料金の支払いタイミングは、前払いであったり後日支払いであったり、車検代行業者によって異なります。契約時に支払いタイミングの説明も受けておきましょう。

5.車検代行を利用する際に必要な書類

前述のとおり、車検代行では愛車以外にも書類を一緒に預ける必要があります。求められる書類は、大きく以下の4つです

自動車重量税納付書

自動車重量税納付書は、法定費用の一つである自動車重量税を支払うための用紙です。車検時には、所定の金額の自動車重量税印紙を貼り付けて税金を支払います。納税額は、エコカーかどうか、購入年数、車両重量などによって細かく変動します。エコカーは5,000円〜、普通車は8,200円〜が基本的な金額です。詳細は以下の国土交通省の資料をご覧ください。
参考:自動車重量税額について 【継続車検を受ける場合】|国土交通省

継続検査申請書

継続検査申請書は、新たな車検証の発行に必要となる用紙です。「OCR申請書」と呼ばれるコンピューターで読み取るための書類で、申請人の氏名や住所など、車検に必要な情報を記載して提出します。普通車の車検では「第3号様式」が必要です。こちらは国土交通省の公式サイトからダウンロードできます。
参考:OCR申請書各種様式について |国土交通省

自動車検査票

自動車検査票とは、車検時の検査項目が記載された書類です。車検中はこの項目を順番にチェックしていき、無事に基準をクリアできた場合は、晴れて新しい車検証が受け取れます。

自動車検査票は、通常は検査場の窓口で受け取ります。ほとんどのケースでは車検代行業者に任せることができるでしょう。

定期点検整備記録簿

定期点検整備記録簿とは、法定点検(24ヵ月点検や12ヵ月点検)の結果を書き記す書類です。修理状況から部品の交換時期を推測するなど、車検中に活躍します。

定期点検整備記録簿は、通常は車両の購入時に車検証と一緒に付属しているほか、インターネット上でも数多く配布されています。ただし、記入には車に対する幅広い知識が求められ、初心者が独力で仕上げるのは大変です。

6.車検代行にかかる費用

お伝えしたとおり、車検代行でかかる費用は「法定費用」と「(車検代行業者ごとの)車検代行の手数料」の2種類です。それぞれ詳しくご紹介します。

法定費用

法定費用とは、車検代行(ユーザー車検)か整備付き車検かを問わず、車検時に必ず求められる一律の費用です。以下の3種類で構成されています。

【法定費用】

  • 自動車重量税:新車の購入時や車検時に支払う税金。エコカーか否か、車種、購入年数などで金額は変動する。
  • 自賠責保険料:自動車損害賠償責任保険料。加入は義務。どの保険会社を選んでも料金は一律。普通自動車で24ヵ月の場合は「20,010円(2022年5月時点)」
  • 検査手数料(印紙代):国や自動車技術総合機構への手数料。普通自動車かつ持ち込み検査の場合、「2,300円(2023年1月時点)」

以下の記事ではより詳細に解説しております。ぜひ併せてご覧ください。
play_arrow 「車検にかかる費用の相場はいくら?内訳や安く済ませる方法も解説」

車検代行の手数料

車検代行業者によって差が見られるのが車検代行の手数料です。以下の費用が含まれており、相場はおおよそ1万円〜3万円と、と車検代行業者や地域によって幅があります。

【車検代行の手数料の内訳】

  • 書類の作成手数料
  • 検査場(運輸支局)まで車を往復させる時間賃金
  • 車検証発行にまつわる手数料

7.車検代行はどのような方におすすめ?

時間面や金銭面で優れている一方、落ちてしまう可能性もあるなど、デメリットも存在する車検代行。では、どのような方におすすめなのでしょうか?

自身で車の整備・点検を行なっている方

車検代行を失敗せずに活用できるのは、日常から自分で車の整備や点検をしている方です。プロによる事前の本格的な点検がない車検代行では、自分で上手に車をメンテナンスできているかが合否に直結します。タイヤ交換やオイル漏れの対策など、日頃から車をメンテナンスしている方であれば、車検代行のメリットを得られるでしょう。

車の定期点検などを直近で行なった方

自分ではあまり車を触らないものの直近でプロに定期点検を依頼したという方も、車検代行に向いています。すでにプロの視点でチェックされていれば、本番の車検で落ちる心配も最小限で済みます。加えて、車検代行のデメリットである「安全性の確保」も解決されます。

8.車検代行の業者選びのポイント

最後に、車検代行業者選びで失敗しないためのポイントをおさらいしましょう。

料金は高額ではないか

車検代行を申し込む大きな目的の一つが金銭面です。サービス料金が高額では、整備付きの車検のほうが優れている結果となってしまいます。自身の予算をあらかじめ定めておくとともに、必ず複数の車検代行業者に対して見積もりを依頼し比較しましょう。

車検完了までにどれくらい時間がかかるか

金銭面と同様、スピードも車検代行の魅力です。できるだけ対応の素早い車検代行業者を選ぶと満足度も高まります。

  • 見積もりは最速でいつもらえるか
  • 車の受け渡しは近日か
  • 車検は当日中に完了するのか

上記のポイントを参考にしつつ検討を進めましょう。

予約は簡単に取れるか

車検代行業者の選定では予約の容易さも重要です。優れたサービスを提供していても、満足に予約が取れないようでは、利用は難しくなります。

  • スマートフォンから簡単に予約できる
  • 一目でわかる形で問い合わせ用の電話番号が記載されている
  • 必要なタイミングでリマインドをしてくれる
  • 近日中に予約日を設定できる

上記のポイントを念頭に置いて、車検代行業者選びを進めましょう。

以下の記事では車検の予約はいつから行えるのかについて詳しく解説しています。併せてご覧ください。
play_arrow 「車検の予約はいつから?満了日の確認や早く受けるメリット、切れた場合の対処法」

9.まとめ

車検代行は金銭的にも時間的にも優れた方法です。しかし、自分で点検できるだけの知識が求められるほか、もし落ちてしまえば結果的にコストがかさんでしまうこともあります。

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  • 1 上記最低車検総額は最大割引適用時の基本車検費用(11,800円)を前提としています。上記車検金額は一例です。車種やお車の状態(エコカー含む)により実際の金額とは異なる場合や輸入車・貨物車等は別料金あるいはお受けできない場合があります。また、法定費用の変動や物価動向等により予告なく価格変更する場合があります。
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